ホテル建築の省エネが「地球を救う」


公開日時:

2019-07-29

ホテル建築の多くは流行の最前線を走っていますが、ホテル建築が「地球を救う」なんて想像できますか?もしも海陸両用可能なホテルがあり、環境に優しい太陽光、風力、熱エネルギーを利用でき、3~4カ月で組み立てられるなら、驚かないでください。というのも、このホテルプロジェクトは国際建築家連盟が主催する建築と災害軽減プロジェクトの一環だからです。

   ホテル建築の多くは流行の最前線を走っていますが、ホテル建築が「地球を救う」なんて想像できますか?もしも海陸両用可能なホテルがあり、環境に優しい太陽光、風力、熱エネルギーを活用でき、しかも3~4カ月で組み立てられるというなら、驚かないでください。というのも、このホテルプロジェクトは国際建築家連盟が主催する建築と災害軽減プロジェクトの一環だからです。人々が太陽光、風力、熱エネルギーを活用したホテルプロジェクトを本格的に建設し始めれば、ホテル建築によって「地球を救う」ということも決して空論ではありません。
  建築の省エネは、国家の経済と国民生活に深く関わる重要な問題であり、エネルギー節約の重要な一環です。なかでもホテル建築は、省エネの「先頭部隊」として特に期待されるべきです。コペンハーゲン気候会議において中国は、2020年までに国内総生産当たりの二酸化炭素排出量を2005年比で40%~45%削減すると約束しました。この目標達成には、建築部門が一定の削減義務を負うことになります。しかし実際には、建築のエネルギー消費は年々増加しています。2010年の中国のエネルギー全体の消費状況を見ると、工業、建築、交通の三大高エネルギー消費分野のうち、建築が占めるエネルギー消費の割合は着実に上昇しています。
  すべての建築物の中でも、ホテルは高消費型施設として、多くの資源とエネルギーを消費するうえ、大量の大気汚染物質を排出するため、都市におけるエネルギー消費量および炭素排出量の大きな要因となっています。中規模の三つ星ホテルの場合、年間でおよそ1,400トンの石炭に相当するエネルギーを消費し、これにより大気中に4,200トンの二酸化炭素、70トンの粉じん、28トンの二酸化硫黄を排出することになります。また、建築面積が8万~10万平方メートルに及ぶ大型ホテルでは、年間でおよそ13万~18万トンの標準石炭に相当するエネルギーを消費します。ホテルの省エネ対策は単に環境保護のためだけではなく、企業自身が利益を追求する上でも不可欠なのです。
  建築エネルギー消費の削減を目的として、国務院は最近、「第12次五カ年計画」省エネ・排出削減総合実施方案を公表しました。この方案では、既存建築物の合理的な省エネ改修を推進し、グリーン建築やスマート建築を積極的に発展させ、エネルギー、土地、水、材料の使用を最大限に節約することを求めています。そのため、多くの地方政府が建築物の省エネを最重要課題として取り上げ、新たな省エネ技術の普及に全力を尽くしています。また、古い建築物の改修を推進するだけでなく、直接文書を発出して建築物に採用すべき省エネ設備を規定することさえ行っています。
  ホテルの建物におけるエネルギー効率向上において、技術の活用が極めて重要です。国内では太陽光発電と建物の一体化や空気源ヒートポンプなど、一連の省エネ技術が成熟・充実してきているため、今後ますます多くのホテルが省エネ技術への改修に取り組むようになるでしょう。

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